許可 -- 月のきれいな夜だった [不思議体験]
エンジェルでクラスメートとタパスを食べて家に帰る途中、道に迷ってしまった。いつもの道を通らずに他の道を行くことに。近道したつもりがなぜだか遠回り。この道を行くと、あそこにでるはずなのに、、、。で通行人に道を尋ねると違う方向にいっているらしい、少し戻って右折すると、知っている道にでた。月がきれいな夜で、空を眺めながら歩く。すると大きな煉瓦造りの壁が道の左側にそびえているのが見えた。『日本ではこういう風景は見ないなぁ』と思う。すると「あなたはもう留まっていなくてもいい、あなたなりのやり方で前に進みなさい」と言う声が聞こえる。「え?」 と問い返すと「いいんですよ。あなたの道を進みなさい」と言う。
そうだったか、進んでいいのか。自分の状態がここ何週間か身動きできない状態になっていたので、すっきりとした気分になる。僕は何か「許可」をもらったような気がした。「あなたのお名前は?」と尋ねると「我が名は月光菩薩(がっこうぼさつ)」という。家に帰って地図を調べると、自分がもともと歩いていた道は間違っておらず、そのまま歩いていっても知ってる場所にでるはずだったことがわかった。あの人達にあわなかったら、あの大きな煉瓦の壁を見ることもなかった。
わ〜、よかったですね〜。
by HANA (2005-05-12 19:46)