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ハリケーン・カトリーナが曝すアメリカの自由と民主主義 [さらば比較文化論]

日本に帰ってきたというのに、滞在先ではテレビのない生活をしている。アメリカのハリケーン(カトリーナ)がもたらした、大都市におけるの治安悪化などに関するニュースをインターネットニュースで見た。

ブッシュ大統領がよくアメリカ国民を「great nation」と表現しているが、ニューオーリンズ市の体たらくを見ていると、アメリカが世界に誇る「自由」とか「民主主義」はこの程度のものかという印象を受ける。アメリカでこういう災害が起こると、大都市でよく暴動が起こる。ブッシュ大統領の言うbeautiful nationがどうして非常時に助け合わず、治安を悪化さなければいけないのか。何万人が飢えているにもかかわらず、持てる者は市民に食料を放出できず、一般市民は生きのびるために命がけの「略奪」を強要される。災害復旧や救助ではなく、治安回復のために大量の軍隊を投入せざるを得ない国。現地からリポートする日本人記者が言った「世界の一等国アメリカ」という言葉が空々しく響いた。


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