伊良部島 伝統祭祀ミャークヅツ（宮古節）

伊良部（いらぶ）島の佐良浜（さらはま）地区の聖地で行われるミャークヅツ。

今年（２００５年）９月初旬、沖縄県を旅行した。以前に沖縄創造の神が下り立ったという久高島を紹介したが、今回は先島諸島の一部である宮古諸島（宮古島、伊良部島、下地島、池間島）をしょうかいしよう。

伊良部島は宮古島から船ですぐ。宮古島の平良（ひらら）港から毎日頻繁に船が出ている。伊良部側で宮古島からの船が到着するのが佐良浜港。

伊良部（いらぶ）島にいくとその日は年に一度のミャークヅツと呼ばれるお祭りの日だった。

踊りは「クイチャー」とよばれる。

祭祀を取り仕切るのは女性で「ツカサンマ」と呼ばれる。踊りをしている男性も地区によって何歳以上と決まりがあって（記憶ははっきりしないが６０歳前後）、その年にならないとこの祭りには参加できない。参加を許された男性達は「ウヤ」と呼ばれる。

コメント 4

歴史らしい歴史とか、伝統とかが希薄な札幌の私から見ると、この濃い空気はうらやましいですね。
いいなぁ。
by 響(きょう) (2005-12-03 11:17) 

響さん、札幌ですか？　僕も札幌には７年いたんですよ。いやいやいやぁー、札幌にはよさこいがあるじゃないですか！　今や日本中で大ブレイクしてますよ！　新たな歴史の1ページが生まれたわけじゃないですか！
by 三平太 (2005-12-03 11:56) 

ミャークヅツの節っていうんですかね？歌っていうんですかね？
トランス系の音楽ですよねw
アイヌのウコウク（輪唱）に通じる物がある感じがします。
by makiri (2005-12-04 03:04) 

そうですね。トランス系ですね。このミャークヅツの歌声はかなりうっとりさせられるものがありました。so-netブログでも映像ファイルをアップできるようになったので、今度実際の映像を載せますね。
by 三平太 (2005-12-06 00:28)