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坂の町尾道(その2)


上がったり下がったり。坂、坂、坂、、、。

この辺は文学の散歩道として美しく整備されている。整然とした階段に、古い家並が残る。

朝日に映える坂の中腹にある旧家

旧家の側、踊り場にある用水池。中には赤い鯉が泳いでいた。

案内板にそって歩くと、水道を見下ろすように建つ古い日本建築の民家、志賀直哉旧宅にたどり着く。志賀直哉の短編集「清兵衛と瓢箪・網走まで」(新潮文庫)のなかの一編に直哉が東京からこの場所へ移ってきた時の記述がある。当時が偲ばれてなかなか感慨深い。


志賀直哉旧宅。朝早すぎてまだ開いていない。


なんかの映画で見たような、、、(笑)。尾道は大林宣彦などの映画の舞台としても有名。俺が思い出す映画はやっぱり「転校生 オレがあいつで、あいつがオレで」かな。



今日のひとこと

「ありとあらゆる時に、あらゆる人と身体ごと入れ替わることができると、世界そのものが変ってしまう」



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コメント 4

「転校生」いい出来でしたよね。「さびしんぼう」も良かった。なぜか、いまだに「時を~」を見ていない私。.
by (2005-10-24 05:46) 

三平太

実は「転校生」しか見てないわたし、、、。「さびしんぼう」ってでも聞いたことあるな。「時をかける少女」も尾道だったんだっけ? 今見ると素朴でおもしろいかもしれませんね。見よっかな。
by 三平太 (2005-10-25 22:04) 

「さびしんぼう」は、若き日の富田靖子が熱演でした。画面に出る尾道の風景が、美しく印象的な映画です。「時をかける少女」は原田知世だったけ?確か角川系で、それに反発して映画館に行かなかった記憶があります。

後年、仕事で、広島の竹原に行く機会があったとき、その機会を利用して尾道に行きました。すでに暗く、映画に出ていたところには行けませんでした。事務所の広島出身の同僚が、あの映画は竹原で撮影されたみたいですよ、とか言い出して、ありゃ?とか思ったものです。
by (2005-10-26 05:19) 

三平太

竹原も古い町並みが残るいいところらしいですね。「さびしんぼう」は富田靖子でしたか! 富田靖子は結構好きです。原田知世も好きです。レンタルして借りてこようかな。誰か一緒に見ましょう(笑
by 三平太 (2005-10-26 12:06) 

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