SSブログ

逆カルチャーショック [その他諸々]

ストックホルムの女神



とうとうこの話題に触れなくてはいけなくなってきた(笑



「逆カルチャーショック」である。



カルチャーショックというのはよく聞く言葉だと思う。外国などに行って異文化に触れて感じる違和感や、価値観や慣習上の違いから生じる「びっくり」感のことだ。



逆カルチャーショックというのは、海外生活を長く経験した人が、故国に帰ってきて感じるびっくり感のこと。外国で生活する上で獲得した習慣やものの考え方が、日本に帰ってきたときに通用しないときに感じるのである。



オレは日本に帰ってきて、いい意味の逆カルチャーショックを多く体験した。それが昨年の12月までだった。念願の帰国を果たし、見るもの食べるもの、接する人達すべてが美しく光り輝いていたのもこの頃だ。



イギリスにいるとき、帰国を真剣に考えていたときに、逆カルチャーショックというものが衝撃となって帰国者を襲うという話を聞いていた。帰国後、日本の生活と自分が乖離しないように十分にシュミレーションしてきた。そして、5ヶ月間はうまくいった。完璧にうまくいった(笑



うーん。告白である。



自分はよく頑張ったと思う(笑
今もよく適応していると思う(笑



これ、思ったより大変なんだよなぁ(笑
ちょっと気を抜くと、なんか、非常識な振る舞いをしているような、、、、
周囲からそんな視線を感じはじめたりして(笑



あとね、最近いちばん困るのが、「みんな」という言葉。
グループとか集団で行動するときに、意思決定をするのに
「みんながそう思ってる」とか「みんなそうしたがっている」とか言われて
困ります(泣



みんなばらばらのことを言っているのに、



「みんな」って誰(笑


nice!(2)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 7

tsutomu

俺も日本に帰国したら感じるのかな~。><
確かにここ(イギリス)に居ると「みんな」っていう言葉はあまり聞かないね。
でも時々、職場でイギリス人(特に良い大学出)が「みんな」っていう言葉を同じように使う。
きっとそういう事を言う人は、他人を気遣う繊細さに欠けるんだろうね。
by tsutomu (2006-04-28 05:05) 

NO NAME

こんにちは! お久しぶりです。さおりです。先週東京に帰ってきました~!!!
そして逆カルチャーショックの真っ只中にいます!
なかなか「主張ぐせ」が抜けません。わ~、と思ってること考えてることをいっぱいしゃべっちゃいます。集団の中にいても。
日本人ってみんなお行儀がよく、すごく和を大切にするって実感してます。
by NO NAME (2006-04-28 07:23) 

allen

みんな=自分
みんなが言ってる=自己主張

曖昧文化ならではの言葉だと思います。

最近逆カルチャーショック感じなく(というか鈍感に)なってきてます。よーく過去の自分を振り返って
”海外行かなくても十分変わってたよな。”
と思い出し>汗
イギリスでカルチャーショックに果たして悩んでたんだろうか?(今悩みを抱えてる面で)
と考えてみて

ずいぶん楽になりました。>照

開き直りではありませんが、あるがままの自分でいいんだ。
と思い出しています。

ひょっとしたら、他人は自分が思ってるほどそこまで見てないかもしれませんしね。

過去の異文化交流があって今の自分があるんやから、今のままの方がかえって人に受け入れられるのかもしれません。

まずは過去の自分を振り返ってみて★
同じ事してませんでしたか?>笑
by allen (2006-04-28 10:14) 

akira

確かに、自分も日本に帰国するときは、ちょっと緊張します。
台湾では台湾のやり方で、日本では日本で、って割り切ってやってると思ってるんだけど、結構回りからは、どう思われてるんだか・・・。なぞ。
帰国といっても、ほんの短い間だからまだ、表面化しないだけかも。

でも、確かに最初に海外に行くときに、日本になじめないからアメリカへ行ったってことも思い出しました。もともと日本に適応できないだけなんじゃないかと・・・・。ということは、逆カルチャーショックでもないのかなぁ・・・?
もともと?
でも、アメリカではやっぱり日本人って再認識させられたような・・・。

う~ん、よくわからないなぁ・・・。

なんか、読んでて複雑な感じがしました。
by akira (2006-04-28 12:21) 

しょちょう

そうかー、そういうことだったのか!
まあ三平太の場合、若いころから「みんな化」するのを嫌がるきらいがあったから、逆カルチャーショック+元々の嗜好って感じかもね。少しずつ慣れていくしかないかも。
by しょちょう (2006-04-28 17:09) 

ましま

韓国以外に行ったことがなく、パソコンもかな入力する程の海外知らずです。日本では、政党・政治家はすべて「みんなが」のかわりに「国民が」といいます。
共産党は、戦後しばらく「人民」といういい方をしていました。英国では「みんな」に相当することばはあるのでしょうか。また政治家は、Peopie,Nation,Citizenなどを使いわけているんでしょうか?。台湾では、まさか「同志」ということはないだろうけど、複雑ですね。(単文化人)
by ましま (2006-04-29 10:45) 

makiri

「みんなが」って言葉が自分に向けて発せられた時に感じるなんとも言えない心地悪が忘れられないので、私はほとんど使わない。
その人や何人かが「みんな化」したい時は、エネルギーが内側に行っているように感じる。
もしその「みんな」で何かが完成しても私はそれに魅力を感じない。
そういうのはもういい。もうその中に入りたくないし、見たくもない。

と、私の心が申しておりますw
by makiri (2006-05-12 01:28) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

オアシスを求めて14日まで待て! ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。