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ロンドンの自転車事情 [ロンドン生活]

先日「ロンドンの夏は終わった」と書いたが、ロンドンの夏も踏ん張ってくれているようだ。僕が好きな、夜になっても半袖半パンで自転車に乗って気持ちが良いというほどはないが、日中は気温が25度前後まで上がってくれる。

気温が25度以上に上がってくれて、雨さえ降らなければいくらでも運動したくなる。とくに今時期、卒業式までのヒマな時期はなおさら運動したくなる。今日は夕方からプールに行き一泳ぎ。ロンドン大学学生組合(ULU)の前で「自転車利用者へのアンケート」に協力する。内容は「どれぐらい自転車を使うか」や「交通事故にあったことがあるか」にはじまって「自転車専用レーンについてどう思うか」とか「ロンドンの道路は、主要道路と小さなの道のどちらが安全だと感じるか」「バスレーンを走る時どれほど安全か」などなど、自転車での走行時に感じる安全性への質問が主だった。この手の質問の答は「極めて危険、危険、十分安全、極めて安全」の4つから選ぶ形式。

そのあと、ラッセル・スクエア近くに住む、ともだちのM子ちゃんがすき焼きに呼んでくれた。デザートにメロン(夕張メロンっぽかった)とスウェーデン・アイスクリーム(チョコ味)がでる豪華版。食後はM子ちゃんの彼のJ、そしてK治くんとベイズウォーターのブラジル人のパーティーに行く。他のみんなはラッセル・スクエアから7番のバスに乗ることにしが、夕方降り始めた雨が止んだので、俺は自転車でベイズ・ウォーターまで行くことにする。キングス・クロスからユーストン・ロード、マリルボン・ロード(A501)を西に進む。

マリルボン・ロードなど自動車専用道路(A40)につながる道は車の運転も高速で、自転車を運転する側としては非常に恐い。今日のアンケートでもあったが「バスレーンはどれぐらい安全だと思うか」という質問を噛みしめながら自転車をこぐ。バスレーンで恐いのは、当のバスではなく、じつはバス以上に我が物顔でバスレーンを飛ばしまくるタクシーの運転だ。彼らの運転を見ていると、彼らの横暴な運転で自転車が一台転倒しようと知ったことかという感じさえする。自転車が歩道を運転することを許されている日本と違って、イギリスでは自転車はあくまで「車両扱い」である。交通法規だけでなく、歩道を走ると通行人に怒鳴られたりするので車道を走らざるを得ない。

南下する予定が、エッジウェア・ロードあたりの立体交差で方角を間違い、ウォーリック・アベニューの方に行ってしまう。やっとのことでベイズ・ウォーターについたら、ちょうどほかの友達が7番のバスの上から僕が見えたと電話してきてくれた。というわけで、ほとんど同時に到着。帰りはナイトバスのN7番のバスを自転車で追いかけることに。ホランドパークからパディントンにかけてとマーブル・アーチからボンド・ストリートにかけての坂は、ナイトバスと競争するには少々骨がおれる。とはいえバスは停留所に止まるので、お互いに追い越し追い越されしながらラッセルスクエアにほとんど同時着。ベイズ・ウォーターからラッセル・スクウェアまでオックスフォード・ストリート経由で20分。ロンドンの夜は、昼よりも空気がいいのでサイクリングには適している。


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こちらに住んでる外国人の方は自転車に乗るときヘルメットかぶってるんですがイギリスはどうなんでしょうか?
私の田舎では高校まで着用義務がありましたけど、東京ではないらしいですし。
三平太さんはかぶってるんですか?
by (2005-06-29 18:13) 

三平太

僕はヘルメットかぶってないんです。ロンドンはcyclist unfriendly(自転車に厳しい)のでかぶったほうが良いんですが、頭が蒸れそうでかぶる気になれません(w。ロンドンでヘルメットしてる人は多数派ではないですね。僕は高校時代は自転車通学でしたがヘルメット着用しませんでした。自転車先進国のデンマークに行って見たいです。コペンハーゲンでは公共の自転車が乗り捨てできるとか!?
by 三平太 (2005-06-29 19:43) 

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