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人間のこころ [その他諸々]


オオジョロウグモ



今日かかりつけのお医者さんに行ったら、本棚でたまたまおもしろそうな本を見つけた。待ち時間がかかりそうなので手に取って読んでみた。




ノニ(ヤエヤマアオキ)の実



さて「人間のこころは宇宙より大きい」と言ったのは中村天風だという。つづけて言う。「およそ宇宙というものはこの世でいちばん大きなものとだれでも考えている。とにかく果てしがわからないものなんだからね。しかし、その果てしのわからない大宇宙よりも人間のこころのほうが大きいんだぜ。あなた方が晴れた夜、星のきらめく空を見ただけでも、見上げている空は大きいものの、見ているほうの心はそれより大きいじゃないか」



以前に親友の親友がブログに書き込みをしてくれた。「ビジネス書をいろいろ読んでも、最後には中村天風に行き着く」のだと。



ソテツの芽?

<今日のひとこと>

「物ごとは、素直に思えば通じる」

「心の安定を失うことの中で、一番戒むべきものは恐怖観念である」


秘密のビーチ


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コメント 11

宇宙もココロも見て見えないものだねw
by (2005-12-22 18:28) 

usagi

恐怖観念については、only thing to fear is the fear itselfとかいうことをルーズベルト大統領が言っていたのですが、私には大切な言葉です。本当に恐怖を抱いているモノや意味を理解していないと、人間の心はあっという間にスケープゴートや転移対象を作り、破壊しようとしてしまう。恐ろしいことです。
by usagi (2005-12-23 01:59) 

makiri

usagiさん、こんにちは。
ヨコレスですんませんw

>本当に恐怖を抱いているモノや意味を理解していないと、人間の心はあっという間にスケープゴートや転移対象を作り、破壊しようとしてしまう。

これ、よくわかりますw
自分の弱さを他人に投影して、説教したり断罪させたりして
「強く生きていこうとしている自分」の精神安定をはかる。
弱い自分を認めたくない故の同属嫌悪。

スケープゴート対象にされるととっても傷つきます。
でも、こういう事がわかると自分は人を傷つけない人生を歩めそうです。
by makiri (2005-12-23 11:19) 

usagi

makiriさん、こんにちは(^-^)。
そういう自分の恐怖心に気付くのは、人間がもっとも不得手とすることの1つなのかも知れません。怒りや寂しさなど理由も分からぬまま行動に走ってしまった結果、行動は相手が伴うもの故に、他人や大切な人までをも傷つける結果になることもあったり。自分が強くないと、家族や友達など大切な人を傷つけてしまう。自分の恐怖心に気付くのはそう簡単ではないですが、私はいつも自分の心の動きを皮膚感覚で感じ取れる状態でいたいと思います。せめて、シグナルを察知し、それを自分のコトとして忍耐強く見据えつづけられる自分でありたいと思ってます。makiriさんのコメント、すごく共感しましたよ。
by usagi (2005-12-23 19:33) 

makiri

夜廻り先生と呼ばれる方が「人と自分を比較しても問題は解決しない。弱さは人に見せるものだ。なるべくたくさんの人に見せて、最後に残ってくれるのが本当の友達だ」というような事を言っていたのをふと思い出しました。
by makiri (2005-12-23 23:48) 

三平太

ふじかわさん。見て見えないものを想像することは楽しいですね。

usagiさん。「本当に恐怖を抱いているモノや意味を理解」するですね。はっとさせられます。それがわかっていれば、そしてコントロールできれば、日常の瑣末事のほとんど、そして、「大変だ」と思っていることどもの多くも、実はたいしたことないということがわかる。 安定したこころで生活ができるんだと思います。
by 三平太 (2005-12-28 09:09) 

三平太

makiriさん。夜回り先生はおれも気になってます。「人と自分を比較しても問題は解決しない。弱さは人に見せるものだ。なるべくたくさんの人に見せて、最後に残ってくれるのが本当の友達だ」ですか。いい言葉ですね。この人のすごいところはどんなに厳しい現実的な内容のはなしでも、大人にではなく、子供たちに直接語りかけるところです。大人でさえ耳を塞ぐ話を中高生たちに話しかける。「通じる」という信念を感じます。そういうところ好きです。大先輩だなって思います。
by 三平太 (2005-12-28 09:13) 

ゆりまる

こんばんわ。
パトリス・ルコントの「髪結いの亭主」を思い出しました。理容師とその女性に恋こがれていた男は、うまくいくのに、安定した生活が訪れたと思った時、女性は自殺します。その女性の心にあったのは、いつかこの幸せがなくなるかもしれない不安・自分が老いて男の中の理想の自分がなくなる恐怖であったのかな、と思います。
by ゆりまる (2005-12-28 19:19) 

三平太

髪結いの亭主ですか、結局この映画見てないんですよね。なんか、切なくなってしまいそうですね。全然関係ないですが「サン・ピエールの未亡人(もしくは「サン・ピエールの生命」)」という映画があって、、、、って、、、、。おいおい。調べてみたら同じ監督じゃないですか! へんですね。
この映画はロンドンで見ましたが、俺の人生の中で、もっとも感動した映画です。じゃあ「髪結いの亭主」「仕立屋の恋」も早く見ないとですね。ビックリしました。俺がサン・ピエールを見た時に「この監督は天才だ」ト思いました。何か映画を見てそう思ったのは前にもあとにもこの時だけです。ゆりまるさんは「サン・ピエール」見ました?
by 三平太 (2005-12-28 21:26) 

ゆりまる

昨日nice入れるのを忘れてましたので、今入れました。すみません。
「サン・ピエールの未亡人」は見たことないですね。「仕立屋の恋」は見ましたが、どうだったかあまり覚えていません。「髪結いの亭主」の印象が強すぎたのかも。三平太さんおすすめの「サン・ピエールの未亡人」、次回是非見てみますね。
by ゆりまる (2005-12-29 08:20) 

三平太

是非見てください。俺も「髪結い」を見ます!
by 三平太 (2005-12-29 21:46) 

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